lovely::memo

メモとか日記とか

続・大阪国際空港の今後のあり方について

るりるりはなぜ絶対に反対なのか、根拠を示して欲しいなり。

名指しで求められたので自分の意見をば。
まず、最初にお断りしておきたいのは、「周辺への環境対策費を払うことに反対」ということではないということ。
では何に反対なのかというと、「伊丹周辺だけ特別扱いすることに反対」なのです。全国には数多くの空港があるわけで、環境問題というのはその全ての空港周辺でおきているはず(程度の差こそあれ)。さとみちんも書いているように、名古屋空港周辺でも問題はある。そして「受益者負担の原則」というのなら、全部の空港で環境対策費を徴収すればいいじゃないですか。それなら賛成。(国交省のサイトにある pdf を読む限り、現状では伊丹の着陸料が高く設定されているようなので、着陸料は間接的に運賃に反映されるものだから、今でも受益者負担であることには変わりないのではないか? とか、国から環境対策費が支払われているから、国民全員が負担しているのでは? ということまで持ち出すとややこしくなるのでここでは省略。)
てゆかですね、そもそも騒音対策として関西国際空港を造ったのだから、環境対策費がそんなに大変ならとっとと伊丹を廃止して、関空とこれからできる予定の神戸空港だけで運用すればいいじゃないですか。というのは乱暴ですかね。伊丹だけ利用者からお金を集めて対策しなけりゃならないくらいなら、いらない。その方がみんな幸せになれる。

嫌なら使わなければいいだけだし。

もしこのまま環境対策費が徴収されるようなことがあれば、私は伊丹を積極的に使いたいとは思いません。が、現状では便数が少なすぎる。例えば、平日の東京−大阪便は、 JAL/ANA 合わせて全 44 便中、関空行きは 15 便しかありません。 5 割くらいないと、行き先で選択することは難しいんじゃないでしょうか。環境対策費徴収に合わせて、関空便が増えるといいのですが。
同じ利用者負担でも、「空港施設利用料」として徴収されるなら話は全く別で、反対はしません。ターミナルビルなど、施設の維持には少なからずお金がかかるはずで、それを「受益者(=利用者)負担」というのは、これは全く持ってあたりまえ。なので、来春以降導入されるという「羽田空港の施設利用料」は素直に払いますよ。取られるよりは取られない方がいいけど。