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非常口座席への着席制限

4/1 より、安全性確保のため非常口座席への着席制限が入るようになります。国土交通省からの通達なので全ての航空会社が対象のはずですが、今のところサイト上に案内が出ているのは JAL / ANA だけのようです。
飛行機(特に国際線)によく乗る人にとっては「何を今更」という感はありますが、国内線ではオンライン予約で(確認なく)指定できてしまったり、当日空港で先着順だったりしたので、公式にこのような制限がかかるのはよいことだと思います。
両社の案内を比較すると、ANA のほうが条件項目が多いですね。といっても、「日本語または英語で会話できる方」と「お子様(国内線:満8歳未満、国際線:満12歳未満)をお連れでない方」なので、「脱出手順の案内及び乗務員の指示を理解し、他のお客さまへ口頭で伝えられる方」「緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない方」に含まれているのかもしれませんが。また、JAL の方には Q&A が書かれていて、乗り慣れていない人にもわかりやすいですね。
この制限が入ることで、実際の予約システムの方はどうなるのでしょうか。オンラインでは子供連れかどうかのチェックはできますが、言葉の問題や介助が必要かどうか等はチェックすることができません。ということは、全ての非常口座席が空港調整席ということになるのでしょうか。もしそうだとしたら、タッチアンドゴーや Skip が導入されたことでで有人のチェックインカウンターが減っているのではないかと思いますが、これのために少しだけ待ち行列が長くなるかもしれないですね。
ちなみに、非常口座席はシートマップにも記載されています。(B777-300 での例)

ボーイング777-300(773)/ 機内座席配置
黄色の部分が非常口座席
ボーイング777-300 (773) | 空港・機内で [国内線] | ANA
赤枠の部分が非常口座席