定期券比較
確かに東京メトロの定期も高いけど、実はメトロが高いのではなく JR が安いだけなんじゃないか? と思ったので、ちょっと調べてみました。たいがい暇人ですね、私も。
といっても、各社で普通運賃の料金体系も異なるので、今回「きっぷで同じ料金区間の定期券代比較」のためにできるだけ多くの路線で比較できるように、160円 ではなく190円区間にしました。また、きっぷでは同じ料金でも定期券では金額差が生じるケースが多いので、できるだけ「最初に 190円になった区間」を拾っています。*1
結果は以下の通り(私が思いついた会社だけで、更に190円区間の存在しない会社は除外しました)。
JR:品川 - 新宿 定期運賃 1ヶ月 5,670 円 | 3ヶ月 16,160 円 | 6ヶ月 27,220 円 東京メトロ:日本橋(東京) - 高田馬場 定期運賃 1ヶ月 7,150 円 | 3ヶ月 20,380 円 | 6ヶ月 38,610 円 京急:品川 - 大森町 定期運賃 1ヶ月 6,410 円 | 3ヶ月 18,270 円 | 6ヶ月 34,620 円 東急:渋谷 - 田園調布 定期運賃 1ヶ月 7,210 円 | 3ヶ月 20,550 円 | 6ヶ月 38,940 円 東武:浅草 - 北千住 定期運賃 1ヶ月 7,420 円 | 3ヶ月 21,150 円 | 6ヶ月 40,070 円
京急がちょっと安いですが、他の私鉄 3社は全て 7000円を超えています。こうしてみると、東京メトロの定期券は、安くもないけど飛び抜けて高いわけでもないですね。
但し、定期券だと途中下車も自由なので、途中下車が多い場合は一見割高でも、トータルでは定期券の方がお得ということになります。盲目的に「通勤には定期!」とせずに、自分の利用スタイルに合わせて使い分けるのは大切ですね。
ちなみに私は定期券は全く購入せず、オートチャージ設定の Suica で通勤しています。これも自分の利用スタイルに合わせると得になる、と判断したからです。