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メモとか日記とか

Finlandia Trophy

Finlandia Trophy 2009 が終わりました。高橋大輔選手、優勝おめでとうございます。SP の eye はとても良いプログラムで、お気に入りになりそうです。正直、怪我の前のアイスショー(DOI?)で見たときはイマイチだと思ったのですが、改めて今季の Carnival on Ice や フィンランディアでの演技を見ると、怪我の前よりも滑らかで素晴らしいです。高橋選手の個性的な力強さが失われたという評価の人もいますが、これまでとは異なる方向に進化したと思います。この調子で滑り込んでいけば、バンクーバーも期待できそうです。その前に代表の座を勝ち取らなければなりませんが
村上大介選手は FS でのジャンプノーカウントとかありましたが、本格的なシニアデビューとしてはまずまずなんじゃないかと思います。彼はまだ若いですし、ソチ五輪を目指してがんばってほしいです。
と、男子の日本代表はなかなかよかったと思いますが、問題は女子。シーズン序盤とはいえ、3人とも少し不安になるスタート。
特に、村主選手。コーチ変更やネーベルホルン欠場からのドタバタもあり注目していましたが、プロトコル上ではベテランとは思えぬ演技内容。特に、FS で最後のスピンがノーカウントになっているあたり、本当にベテランらしくないと思います。レベルがとれなかったとしても、ジャンプの失敗と違ってスピンの種類を間違える(失敗する)というのはあまりないような気がするのですが。まさか、振付時から間違えていたわけではないですよね?
本人曰く「準備不足で仕上がりは 30%」とのことですが、それなら無理してこの試合に出場しなくても良かったのでは?と思います。今年の拠点のロシアからなら日本からフィンランドへ行くよりは近いですが、それでもグランプリシリーズでも 2試合出場資格があるのですから、そんなに焦らなくてもよかったのでは。
澤田選手と武田選手も、プロトコルを見る限りはパッとしませんね。澤田選手は SP だけ動画を見ましたが、点数から予想していたよりもずっと良い演技で、振付も良かったです。写真を見る限り、まだ少しオーバーウエイトなのではないかと思うので、もう少し絞ったら全体的に良くなるのではないでしょうか。
武田選手は、フリーでループジャンプばかり跳んでいて、よくわかりません。ルール上同じ種類の 3回転ジャンプは 2回までしか跳べませんので、もともとの構成はこうではないと思うのですが。NHK杯までになんとか立て直してほしいところです。