キス・アンド・クライ 読了
荒川静香と高橋大輔の元コーチであり、安藤美姫や織田信成、リード姉弟の現コーチであるニコライ・モロゾフ氏の本です。コーチング・テクニックが詳しく書かれていて、フィギュアヲタには面白いです。トリノ五輪直前にコーチになり時間のない中で結果を出した荒川さんの指導についても興味深いですが、やはり一番ページを割いて書かれているのは、指導期間も長かった高橋大輔、安藤美姫の両選手とモロゾフコーチ自身についてです。全体的に「俺様すごい」的な匂いがしなくもないですが、そういう人間くさいところも彼の魅力であり、読み物として面白くできあがっていると思います。
ラスト近くにささいな、そして重要な間違いを見つけてしまったのがちょっと残念*1。
Amazon でも「よく一緒に購入されている商品」として安藤さんの自伝をおすすめされるのですが、そしてそちらも購入済みなのですが、表の写真がちょっと目立つので通勤電車で読みづらく、ついつい後回しにしてしまっています。Amazon で買うとカバーがかけてもらえないので、こういう時に困ります。（笑
