ムロズ選手が史上初の 4回転ルッツ成功
今年 9月にアメリカで行われた競技会で、ブランドン・ムロズ選手が 4回転ルッツに成功し、国際スケート連盟(ISU)に認定されました。これは、競技会での成功としては史上初となります。
- http://skatingmagazineblog.com/2011/10/26/the-isu-recognizes-brandon-mroz-quad-lutz/(動画有り)
- The first reportedly recognized quadruple Lutz jump(ISU)
ジャンプの回転不足に厳しかったバンクーバー五輪シーズンに比べ、中間点の導入された昨シーズン以降は 4回転ジャンプをプログラムにいれる選手が増えてきました。しかし、これらの選手のジャンプはほとんどがトゥループかサルコウです。ルッツは、(半回転多く回る)アクセルを除く 5種類のジャンプの中で、一番難しいジャンプですから、それに成功したというのはとても驚異的で、素晴らしいことです。
ルッツの何が難しいかというと、回転方向にあります。
フィギュアスケートのジャンプは、離氷後は基本的にすべて同じ方向に回ります。軸足が右の選手なら、すべて左回りです。では、助走はどうでしょうか。それぞれのジャンプの助走(踏切)は、以下のようになります。
- アクセル
- 左足アウトエッジで前向き
- ルッツ
- 左足アウトエッジで後ろ向き
- フリップ
- 左足インエッジで後ろ向き
- ループ
- 右足アウトエッジで後ろ向き
- サルコウ
- 左足インエッジで後ろ向き
- トゥループ
- 右足アウトエッジで後ろ向き
つまり、ルッツを除く 5種類のジャンプはすべて助走も左回りですが、ルッツだけは右回りの助走になります。助走の回転方向とジャンプの回転方向が逆なので、難しいとされています。(アクセルが難しいのは半回転多く回る必要があるためで、難しい理由が違います。)
ちなみに、4回転トゥループの基礎点は 10.3点、4回転ルッツの基礎点は 13.6点です。
参考
(追記)右回りと左回りを間違えていたので修正しました。
(追記2)トゥループのエッジを間違えていたので修正しました。(2013/05/23)
ATOK2011 で [F10] キーで入力モードを切り替える
ATOK2011 のデフォルトでは [F10] キーによる入力モードの切り替えができないので、[F10] キーでの切り替えを有効にしつつタスクバーにインジケーターっぽいものを表示する方法です。
- ATOK2011 の FAQ [050331][F10]キーを押して記号入力モードに変更できない の通りに設定する
- 上の設定をすると言語バーが表示されなくなるので、代替として [049540]ATOKパレットを表示する の通りに設定する
- ATOKパレットを「トレイに格納」する(パレットが邪魔じゃない人は格納しなくても OK)
- タスクバーに表示するアイコンのカスタマイズで、ATOKパレットの設定を「アイコンと通知を表示」にする
ちなみに、[F10] で切り替えられないのは、Windows 7 の「アクティブ プログラムのメニュー バーをアクティブにする」が優先されてしまっているのが原因のようです。
さらに余談。この件について ATOK ユーザーな友人に相談しようとしたところ、「MS-IME キーバインドで使っているからわからない」と言われました。そうです。入力モード切替っていうのは ATOK キーバーインドでの使い方ですね。私は MS-IME を使う前から ATOK に慣れてしまっていたのでずっと ATOK キーバインド派なのですけど(MS-IME でも ATOK キーバインドにしている)、もしかして少数派なのでしょうか。
ハプニング
スロバキアで開催されたオンドレイ・ネペラ・メモリアルでは、村上大介選手が優勝しました。おめでとうおめでとう。
しかし、ちょっとしたハプニングというかアクシデントがありまして……
フリースケーティング 4分30秒のうち、4分を過ぎたあたりで音楽が止まってしまいました。ただこれは音響設備や操作の問題ではなく、元々準備していた音源が 4分しか入っていなかったそうです。*1
そして、音が途切れても演技を続ける村上選手に観客席からの温かい拍手が。地元選手でもないのにこういう応援は、きっとうれしいですよね。
なお、フィギュアスケートにおける時間制限は「演技を開始してから終了するまで」の時間ですので、音楽が途中で途切れたとしても減点等はありません。PCS の Interpretation は得点があまり伸びない可能性はありますけど。
オンドレイ・ネペラ・メモリアルには、日本からは他に中村健人選手と石川翔子選手も出場し、石川選手は 2位に入りました。
InDesign CS2 から InDesign CS5.5 にアップグレードした時の注意点
自分用メモですが。
- CS5.5 のデフォルトインストールでは、Myriad Pro Light がインストールされない。使用する場合は、CS5.5のコンテンツ・インストールガイドディスクからインストールする必要がある
- それ以外のフォントは公式で確認してください。http://kb2.adobe.com/jp/cps/900/cpsid_90038.html
- 後からフォントをインストールしたせいか、私の環境ではIllsutrator の環境設定ファイルが壊れた。フォントのせいかどうかわからないけど、タイミング的にあやしい
- 小塚明朝 Std, 小塚ゴシック Std という名前のフォントがないので、使用している文書があったら Pro などに置換が必要
- 目次を生成するときにソフトリターン(強制改行)は削除されず、そのまま改行が反映される
- 目次では改行されない前提で作ってしまっているので、これはかなり困る
- ePub のオプションには「強制改行を削除」という設定があるみたいですが、通常の目次スタイルには見当たらない
- 結局、改行つきのまま目次を更新してから目次内のソフトリターン (\n) を半角スペースに置換する方法で対処
他に気づいたことがあれば随時追加します。
ガラスの仮面 (47)
ガラスの仮面です。47巻です。もはや巻数だけ見ても既読かどうか判別できないのですが、店頭で平積みになっていれば新刊だと思って買っています。
今回も怒濤の展開。紅天女的にはほとんど話が進んでいませんが、人間関係的にはかなりの展開なのではないでしょうか。あの方の本性があの方にもわかったりして、この辺りの伏線回収はガラスの仮面全編通してあまり変わっていないという印象です(良い意味で)。あいまいに書いているのはネタバレにならないようにしているからです。読んだ人にはきっとわかる……と思います。
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